遠野の民宿・曲がり家は季節と着時刻に注意

 遠野の民宿・曲がり家は、囲炉裏を囲んで語り部のお婆ちゃんの民話を聞ける素晴らしい民宿です。宿泊料は9000円程度と民宿としてはかなり高いですが、それだけの価値はあると思います。
 しかし宿泊客が少ないと(おおむね10人以下)、語り部のお婆ちゃんは来てくれません。少ない人の前で語るのは気が進まないというのが理由のようです。「金は払う」と言えば来てくれるかもしれませんが、私としてはあまり勧めたくありません。
 シーズン・オフの平日に曲がり家に泊まったら、まず民話は聞けないと考えましょう。お婆ちゃんが来なくても、宿のご主人や若旦那と囲炉裏を囲んでの雑談だけで宿泊する価値があると私は思いますが(夕食の天麩羅とかも素朴で最高)、やはり遠野と言えば民話。それを目的にして行くなら、宿泊者の数やお婆ちゃんが来る可能性を必ず確認するべきです。
 なお、バスで曲がり家に行く際の最寄りバス停は、早池峰バス「遠野営業所」。そこから徒歩で10分以上かかります(案内看板あり)。いかにも田舎の道という良い雰囲気の道なので、ぜひ歩いて行ってほしいのですが、必ず明るいうちに宿に到着できるようにすること。道に迷う危険が高いです。('96年2月現在、情報提供者・野村)

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