西伊豆の松崎にある蕎麦屋「小邨」はガイドブックでも時折紹介されています。季節に応じて異なる産地の蕎麦を選び、店主自らが蕎麦の実の殻むきから何から全部やってしまうというコダワリのお店です。蕎麦のメニューは、「もり」と「田舎」の2種類だけで、どちらもいわゆるもり蕎麦。田舎のほうが、黒っぽくて硬めです。私はこっちが好みでした。暖かい蕎麦やネタ入りの蕎麦はありません。なぜか日本酒の品揃えが充実していますが、午後4時に閉まってしまうので飲み屋にするには適しません。 この店は、松崎の市街地からほど近いのですが、住宅地の中に位置しているので探すのが大変です。だいたいの見当をつけたら、後はところどころに立っている小さな案内看板を目印に探しましょう。店自体は、それほど目立たないものではないので、通りすぎてしまうことはないでしょう。 蕎麦の味は予想以上のものでしたが、ぜひ試してほしいのが「そばぜんざい」。甘味を押さえたぜんざいに浮かぶそばがきの風味が最高。少々時間がかかるので、蕎麦を食べている間に早めに注文するとよいかも。価格はどれも確か800円だったと思います。11〜16時、火曜休、TEL 0558-42-3317('97年6月現在、情報提供者・野村)
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