WebMasterの雑記帳

怠惰な管理人が、日々の徒然を書き散らすページ。
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■2005年05月05日(木)00:59  うまいって言われてもなぁ・・・

 それなりに人前で演奏する機会があるので、いろいろな感想を聞かせていただけます。
「イモ」「ヘタクソ」「自己満足」「ださい」「つまらない」といった否定的な感想はおいておくとして、褒められるときでも、うれしいときとそうでもないときがあります。
 一番うれしいのは「感動した」かな。「なんだかよくわからなかったけど、とにかく感動した」だったら最高。反対にあまりうれしくないのは「うまい」とか「上手ですね」という感想。まがりなりにもプロでやってるんだから、うまいのは当たり前です。だから「上手」って感想を聞くと、「それはわかってるけど、じゃあ感動した?」って気分になってしまいます。

 演奏の存在価値は「聴衆を感動させられるかどうか」にあると思っています。その感動のさせかたにはいろいろあります。演歌歌手のように思いっきり迎合して、言い換えれば安心感を与えることによって感動させるのもひとつの方法。逆に、全く想像もつかない音楽を提示することによって聴衆に喧嘩を売り、ねじ伏せて嗜虐的な感動を与えるのもひとつの方法です。

 どっちの方法をとるにしても「感動させる」という結果を得るためには、かなりのテクニックとタクティクスを必要とします。プロとしては、そのあたりの技量を磨いていきたいと思うわけです。

 テクニックというと、「何オクターブ歌える」とか「1秒間に何回叩ける」とか、そんな次元の低いことを言い出す人はプロの中にもいます。それを感動につなげたいなら「コンサートホールではなくてオリンピックに行きなさい」というのが正直なところ。

 人を感動させるためのテクニック。そのあたりをゆっくり考えてみたいと思っています。自分自身の演奏に関して・・・ということに限れば多少の答えは出ているんですけど、次の機会に・・・。
■2005年04月18日(月)10:46  汗をかく量

 いろんな種類の音楽をやっているし、使う楽器も現場によって変わるので、本番が終わったときの身体や精神の状態というのもさまざまです。
 最近、ずいぶん汗っかきになってきたのが気になっているので、単純に「汗の量」だけで違いを考えてみました。

 一番汗をかくのは、ドシャメシャのフリージャズ。特に野外で集団即興なんてときは、汗が目に入って前が見えなくなるほど(痛いし)。他のステージとは違って、単純に「運動会」的な汗です。
 次は、営業スタイルのマリンバ&ピアノDuo。かなり激しく演奏するし、しゃべるし歌うし、進行も仕切らなきゃいけないし・・・というので、これも集団即興と変わらないくらい汗をかきます。即興と違って勝手に休憩を取れないので、息も上がります。心地よい汗ですが、なにせ「営業」なのでギャラが少ないと寒くなります。
 その次が、福田ワサブロー氏のコンサートかな。肉体的に大変なことはないけど、ちゃんと照明が入るケースがほとんどなので、ライトの直撃を浴びて汗をかくという感じです。
 ちょっと違う汗をかくのが、初見で何十もの曲をこなしていくような営業仕事。これでかくのは主に冷や汗です。照明が入るような仕事では、それもプラスされます。
 冷や汗だけという現場はレコーディングかな。映画やテレビの効果音を録るような仕事では、微妙な音色を求められることが多いし、リズムもシビア。後に残るというプレッシャーも手伝って冷や汗出まくりです。
 どうして汗をかくのかわからないけどかいているのが、Avant Jungle Gardenの即興音楽。プレイは激しくないけど、音を探りながら演奏を作っていく緊張感が汗につながっているのかな。冷や汗と違って心地よい汗ですね。でも楽器の数が多いので、後片付けのときには大量に汗をかきます。こっちはとっても苦痛。
 全然汗をかかないのは、ジャズクラブやパーティーなんかでのBGM。リラックスして聞いてもらう(聞いてもらわない?)のが目的なので、プレーヤーが汗をかくような演奏じゃBGMにはならないですね。ライブでも、歌がメインで「演奏はあくまでも伴奏」みたいなスタイルのステージだと、あまり汗はかきません。

 集団即興を除くと、自分の存在の重要度が汗の量に比例しているような感じがしないでもないです。
■2005年03月07日(月)22:51  テンポチェンジの法則?

 ここ数年、「おかあさんといっしょ」にハマり続けています。
 今日「おかあさんといっしょの歌で、こどもを巻き込んで進行していく曲の多くは、だんだんテンポが速くなる」ということに気づきました。今さら言うまでもないほど当たり前なんですけど、「最初はゆっくり〜」「次はちょっと速くなるよ〜」「もっともっと速く〜!」ってのは、ある種の定番になっているようです。
 ここで「だんだんテンポが速くなる」ということの是非について語ろうというわけではありません。単に私が思ったのは「だんだん遅くなる曲っていうのはないなぁ」ということです。
 まあ、想像するだけで気力が殺がれるような気がするんだけど、もし「だんだんテンポが遅くなる」というのを音楽的に魅力ある形に作れたら、それって革命的なことなのかなという気がします。
 誰か、挑戦してみませんか?
■2004年12月23日(木)03:23  今日はクリスマスイブ

いつのまにか、2004年ももう終わり。今日はクリスマスイブなんですねぇ。「だからどうした」って感じですが。

一応、私はクリスチャンなんだけど、それどころじゃないってのが正直なところ。
昨年、今年と、いろいろな意味で激動の年でした。
新しい出会いも多かったし、家族も多くなったし、収入は少なくなったし(泣笑)

何の変化もない生活を続けているよりは幸せなんだろうなと、自らを慰めている年末のひとときであります。

でも一言だけ書いておこう「ハリストス生まる!」
■2004年11月21日(日)01:04  アーティストという言葉

単に大衆に迎合した音楽をやっているだけの人間が「アーティストです」と言っているのを何度も耳にしました。
自分のやりたいことを垂れ流しているだけの人間が「これがアートだ」と言っているのを何度も耳にしました。

たぶん「アートといえば高級っぽい」とか「アートといえば許される」みたいな心境から発せられたものでしょう。そんな物言いを聞いているうちに「アーティスト」あるいは「アート」という言葉が、非常にうさんくさいものに感じられるようになってしまいました。

「じゃあ、お前は何なんだ」と聞かれたら「私はミュージシャンです」と答えます。「バンドマン」と言ったほうが適切かもしれません。「アーティストと、どう違うんだ」と聞かれると、自分の中では確固とした答えがあるんだけど説明しにくい。

自分がステージに立つことを決めるときには「聴衆(あるいはクライアント)の期待」と「自分が得る何がしかのもの」のバランスを計算しています(もちろん。実際にステージに立つときにはそんな計算は吹き飛んでますが)。「アート」を語る人たちにとっては、私の考え方は薄汚く見えるかもしれません。でも、求め合う関係があってこそ、ステージは輝くと思うのです。それは必ずしも迎合ではなく啓蒙である場合もあると思います。そして、前述の「自分が得る何がしかのもの」も、お金であったり、名誉であったり、満足感であったり、経験による自分自身の成長だったりします。

自己満足だけでは何も始まらないと思っています。

「相手の感情もわからないのに『愛してる』という言葉を使うな。それは『恋してる』と言うんだ」という感じだと言ったら、かえってわかりづらいですか?
■2004年11月13日(土)17:47  美術展のオープニングパーティー

今月2日に画家・高草木裕子さんの個展のオープニングパーディーで、浅原ガンジーさんとDuo。12日には墨絵・北村満智子さんの個展のオープニングパーティーで、尾山修一さんとDuoで演奏しました。

こういったシチュエーションでの演奏は経験がなかったのですが、ほぼ同時に飛び込んで来た企画の内容があまりに似通っているのに苦笑しながら本番を迎えました。

スペースと輸送手段の都合で、持っていった楽器はどちらもジャンベのみ。共演者がリード奏者ということまで同じ。でも、こんなに違う演奏になるんだなぁ、というのが正直な印象でした。ガンジーさんとの演奏がジャズ色が濃かったのに対して、尾山さんとの演奏は純然たる即興音楽と言う感じ。どちらも面白い演奏だったと自負しています。

以前に作品を拝見(拝聴?)したときからリスペクトしていた金沢健一さんに「音を聴けば、あなたがどういう人かわかる」と言われ、ご自身の作品を使って演奏しないかと誘われたのが最大の収穫かな。

また面白いことが起りそうです。
■2004年09月04日(土)19:58  久々の書き込み

諸々の事情で、ちょっと雲隠れしておりました。

今日は、シャンソンコンサートのリハーサル。久しぶりの音楽関連の仕事でした。
「これが今日の曲です」と渡されたのは、40曲を越える楽譜の束。
久々の初見演奏三昧で、心地よい疲れに浸りました。

出演者の皆さんが、気持ちよく歌えるようにお手伝いできたかなぁ。
本番も楽しみです。
■2004年06月26日(土)00:18  ギャグのつもりが

「仕事は自分で作るもの」というセリフは、消防士だけには言ってほしくない。

などというギャグをしばらく前に使っていたんですけど、それが現実になっていたようですね。いざ現実になってみると全然笑えない話でした。
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