フリージャズ/即興音楽Duo・Avant Jungle Garden > プロフィール

about Avant Jungle Garden

'03年6月、シャンソン歌手・福田ワサブローのライブに出演していた野村おさむに尾山修一が声をかけたことから始まった即興音楽Duo。2人とも多くの楽器を扱うためにステージ上がジャングル状態になることから、前衛を意味する「Avant-garde」に「Jungle」を挟み、音が広がる庭(Garden)のようなステージにしたいという意味をひっかけて言葉遊び的に命名された。同年8月に横浜・リトルジョンで初ライブを敢行。店内の半分近くを楽器で埋め尽くす壮観は、聴衆のみならずマスターまでもあきれさせ驚かせた。その後、10月の横浜ジャズプロムナード、'04年1月のセカンドライブ(ゲスト・松本健一)とライブを重ねている。Duo以外にも、ケミー西丘(Piano)とのトリオ、豊住芳三郎(Drums)とのセッション、詩人・青木栄瞳とのコラボレーションなど、さまざまなアーチストと共演し、新たな展開を模索している。

尾山修一(Reeds, Handmade-Perc.)
1945年生まれ。3歳より横浜で育つ。'79年N.Y.に渡り、帰国後は美術家、舞踏家などジャンルを超えて表現する実験音楽や舞台に参加する。'80年、横浜「砂時計」「今野アートサロン」では、石井満隆(舞踏)、吉増剛造、吉原幸子(詩)、ジョン・チカイ(Sax)と共演。'89年から馬車道サモアールで定期的にライブを行い、'94年には富樫雅彦(Drums)、ケミー西丘(Piano)と共演。同年10月には「Acutually Date」と題し、ミッシャ・メンゲルベルク(Piano)、豊住芳三郎(Drums)、故・ジョー水城(Perc.)、ケミー西丘(Piano)とのライブコンサートを開催。95年3月には、大野一雄(舞踏)の代表作品「死海」の舞台に参加。'94年より「かながわアートホール」を拠点に「クリエイティブ イン ホドガヤ」を開催。これまでに「詩仙堂の秋・武将/菅野光亮」(ビクター)、「Cat's Dance」「Dedicated to JOE MIZUKI」「Spirit 2 Spirit」「方丈の庵」(May 2nd)などのLP・CDに参加。'01年の「クリエイティブ イン ホドガヤ」の「緑の思想・田村隆一を白石かずこが読む」の録音がCD付き詩集として思潮社からの出版が決定している。

野村おさむ(Marimba, Percussions, Drums, etc.)
1965年名古屋生まれ。8歳でマリンバを習い始め、中学校の吹奏楽部でドラムスを始める。高校時代に実験的な即興音楽に目覚め、次第にジャズに傾倒。'84年に国立音楽大学入学のため上京し、同大軽音楽部ではコンボ、ビッグバンドなどにドラマー兼パーカッショニストとして参加する。卒業後は、多彩な打楽器を操るマルチパーカッショニストとして、パンクロック、ポップス、歌謡曲、ラテン、シャンソン、クラシック、現代音楽、無声映画の伴奏など様々なグループに参加し、小中学校の音楽鑑賞教室からライブハウス、ジャズクラブ、大小のホール、ホテルのディナーショー、温泉旅館の宴会場、市役所のロビー、公園、キャバレーに至るまで、多種多様なステージを踏む。歌手のサポートや全日空の機内用BGM、NHK教育テレビ「てれび絵本」などのレコーディングにも参加し、参加したCDは20枚を超える。'94年からはパリ在住のシャンソン歌手・福田ワサブローのグループ「Mont Paix Taux Quoi?」の中心メンバーとしてCD「マルセル通り38番地西入ル」をプロデュースするなど精力的に活動中。同時期から即興音楽グループ「ARGO」にも参加するが、同グループの活動停滞によって一時即興演奏から離れていた。'03年に尾山修一、浅原ガンジー、庄田次郎と出会い、自らの原点である即興音楽の道に戻りつつあるところ。

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