■出演者 |
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ジョン・ラッセル(Acoustic Guitar)
'54年ロンドン生まれ。10代から、リトル・シアター、ロニー・スコッツ、ICAなどを拠点とした初期のフリーミュージックの現場に足を踏み入れ、'74年にはデレク・ベイリーらが設立した「インカス・レコード」に最初の録音を残す。当時からロンドンのアンダーグラウンドな即興シーンを支えてきた一人であり、英国で最もロングランを続けている即興演奏を主体としたコンサート・シリーズ「Mopomoso」を主宰している。昨年に引き続き、3回目の来日。 |
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豊住芳三郎(Drums, Percussions)
'43年鶴見生まれ。'65年より演奏活動を開始。吉沢元治トリオ、高柳昌行ニュー・ディレクションに参加。60年代後半から渡欧、渡米多数。アンソニー・ブラクストン、アラン・ショーターを始め、ヨーロッパ・フリージャズ界のあらゆるミュージシャンと共演。音楽家以外にも、大野一雄ら舞踏家との共演も多い。日本を代表するパーカッショニストであり、フリージャズを通して各国のミュージシャンとの国際交流を行う第一人者である。 |
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ケミー西丘(Piano, Bell-Tree, etc)
東京生まれ。横浜市在住。10歳よりクラシックピアノを始め、20歳でジャズの理論と奏法を徳山陽氏に学ぶ。その後渡米し、ニューヨークでビリー・ハーパー、ダラン・ブラントらのリハーサルバンドに参加。1年後に帰国し、主にフリーフォームによるコンサートを多くのミュージシャンと共に行っている。また、異なるジャンル(舞踏、詩、絵画、映像)のアーティストとのコラボレーションも積極的に試みている。 |
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尾山修一(Reeds, Handmade-Perc.)
'45年生まれ。'79年N.Y.に渡り、帰国後は美術家、舞踏家などジャンルを超えて表現する実験音楽や舞台に参加する。'89年から馬車道サモアールで定期的にライブを行い、富樫雅彦(Drums)、ミッシャ・メンゲルベルク(Piano)、故・ジョー水城(Perc.)らと共演。95年3月には、大野一雄(舞踏)の代表作品「死海」の舞台に参加。「詩仙堂の秋・武将/菅野光亮」「Spirit 2 Spirit」「方丈の庵」などのLP・CDに参加している。 |
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野村おさむ(Marimba, Percussions)
'65年名古屋生まれ。高校時代から即興音楽を始め、国立音楽大学卒業後は、多彩な打楽器を操るマルチパーカッショニストとして、パンクロックから現代音楽まで様々なグループで活動する。テレビや映画などのレコーディングにも携わり、国内外合わせて20枚以上のCDに参加。'94年以後、シャンソン歌手・福田ワサブローグループのリーダーとしての活動をメインとするが、'03年に尾山修一と即興音楽Duo「Avant Jungle Garden」を結成してからは、自らの原点である即興音楽の道に戻りつつある。。 |
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北山満智子(Sumiwork)
徳島県生まれ。女子美術短期大学卒業。デザインの世界より墨に出会い その奥深い可能性に魅せられる。瞬間の墨跡や水の誘導による滲みの造形は 意識を超えて魂を揺さぶる。紙に落とされた墨は まるで生きているように増殖を始める。浮かび上がるシルエットは、予測できない形象と共に紙の上に定着し何らかの意義をもち、コミュニケイションが始まる。その時初めて自分の存在理由が見えるような気がする。墨や紙にこだわらない他素材との組み合わせに新たな発見がある。 |
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古澤侑峯(地歌舞)
地歌舞古澤流家元の長女として3歳より地歌舞を継承する一方、他ジャンルのアーティストたちと共に実験的な舞台創造活動を重ね、ヨーロッパ・中国・アメリカ・アラビアなどにも招請される。古典と現代の心をつなぐ独自の世界を築き上げているパワフルな舞踊家として知られている。
'80年に地歌舞「里の秋」でグリーンリボン賞、'83年に地歌舞「古道成寺」で京都芸術祭賞・大阪文化賞などを受賞。'95年に「雪月花」、'97年には「夢幻」の両シリーズを開始。 |
■主催:May 2nd ■後援:神奈川新聞社・横浜ジャズ協会・思潮社 ■協賛:サモアール ■協力:(株)リアル・(株)ダイイチ・(株)パブリックREC・オーエスエル・シェリーハイツ石田・ARUMON Records ■企画・構成:May 2nd ■舞台演出:参加者全員 ■照明:佐藤庸一 ■チケット取り扱い/問い合わせ先:May 2nd事務局(TEL 045-335-1556)・ARUMON Records(TEL 045-775-1563)